ダイエッターのみなさん、こんにちは。ピオニーカフェのももこです。
私は過去に10kgのダイエットに成功し、それから2年が経ちましたがリバウンドせずに過ごしています。
辛いダイエットに挑戦し、体重の減量には成功したもののすぐに戻ってしまった人や、それどころか大幅に体重が増えてしまってガッカリしている人。
なぜ、リバウンドしてしまったのでしょうか?
今日はそのリバウンドしてしまう理由について一緒に考えてみましょう。
単品ダイエットや過度な食事制限
簡単に痩せられそうな代表的なものですが、単品ダイエットや過度な食事制限にはリスクが伴います。ここで間違ってしまいがちなのは早く痩せたいからといって極端に食べないこと。栄養不足で身体は飢餓状態になり省エネモードで代謝が下がります。そして足りないエネルギーを筋肉から作り出し、予備エネルギーのために脂肪を蓄えようとします。
ダイエットの基本として日頃の食事は見直しますが、極端に食べない、単品ダイエットとなれば栄養が偏り、後に反動で食べてしまうことになります。そのころ身体は今まで以上に蓄えようとしているので、太りやすくなります。
短期集中で完結させようとする
ダイエットを短期集中で完結させようとする気持ちは分かりますが、これもNG。1ヶ月で10㎏痩せるなど無理な目標を立てていませんか?身体の恒常性機能のホメオスタシスは身体を一定の状態に保ち続けようとしています。この働きにより、寒い時には身体を震えさせて体温を上げる、暑いときは汗をかいて体温を下げようとするなどの調節をして生命を維持しています。
短期集中ダイエットでもこのホメオスタシスの働きにより、体重が下がらなくなる停滞期に入ります。このとき食事制限などで我慢していた食欲が止められなくなり、爆発的に食べてしまいます。一度食べてしまえば、封を切ったかのよう、更にまた食べたくなりリバウンドしてしまうのです。短期間ダイエットの期間が終了したときにも、気が緩み、同じように食べてしまい、大幅なリバウンドへと繋がってしまうのです。
食べ物に依存している
もともと食べる事が大好きで太ってしまった人は食べ物のことを常に欲してしまう依存状態にあることがあります。そこで食事制限をすると、常に我慢との戦いになるのです。食べる事は大好きで良いのですが、食事は栄養を摂るために食べるものです。自分の身体に合った食事の量や内容を判断できるようになりましょう。
運動のやりすぎ
ダイエットを始めるなら運動は必ずしましょう。ここで運動をしようと心がけるのは良いですが、極端にならないこと。ふだん運動していないのに急に運動をし始めれば、身体にも負荷がかかります。そして運動するのが辛くなり、続かなくなる。その結果ダイエットの挫折ということに。運動するといつも以上にごはんがおいしく感じられて食べ過ぎてしまったなんてこともありますよね。運動は適度に定期的に続けて行うことが大切です。また、体力アップや健康維持のためにもダイエット終了後にも運動は続けてください。この運動習慣が身につくことでフットワークが軽くなり、筋肉がついて、太りにくい身体に変わっていきます。
リバウンドの繰り返しで太りやすくなっている
極端なダイエットやダイエット中の途中挫折で身体は太りやすくなります。カロリー制限により筋肉が減少し、脂肪を蓄えやすくなっている状態でリバウンドし、筋肉が減って脂肪が増えた状態になります。ここでまた、カロリー制限して体重を落とそうとすればまた筋肉が減少し、脂肪が蓄えられやすくなります。この繰り返しで筋肉が減少すると脂肪の燃焼するために必要な筋肉が減少しているわけですから、脂肪が落ちにくく痩せにくくなります。また、食事制限で身体は脂肪を蓄えようとする働きに変わっているので、痩せにくく太りやすい体質に変わってしまうのです。
もう、これ以上自分の体型やダイエットで悩まないために、リバウンドしない正しいダイエットの知識を身につけることです。
長年付き合ってきた今の体型ですし、染み付いた習慣があります。急激な変化に長くは対応できないので、少しずつ無理しすぎない程度に続けると新たな習慣が身につき、必ず変化していきます。ダイエットは根気良く続けて行くことが大切です。