こんにちは。ピオニーカフェのさくらです。
~ホットドリンクの安眠効果~
じっくり眠るのにおすすめ “おやすみ前のホッと(HOT)ドリンク”とその効果をご紹介します。
ホットミルク
眠れないときのホットミルクは、昔から定番ですね。しかし、実は寝る前にホットミルクを飲むことに安眠効果の根拠があるわけではないようです。
”牛乳の成分に含まれるアミノ酸の一種のトリプトファンはセロトニンのもとになり、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌のもとになる”と一部で言われていますが、
→牛乳を飲んだ直後にメラトニンが分泌されるわけではなく、セロトニンのもとになるのがトリプトファン。トリプトファンを摂取して日中に活動することでセロトニンの分泌量が上がる。セロトニンとメラトニンには深い関係があり、セロトニンの分泌が多くなると夜になってメラトニンの分泌量が多くなり安眠しやすくなる。
温かい飲み物を飲むと胃腸が温まり、身体の深部体温が上がります。飲み終えて体温が下がり始めるころに眠気を感じます。このため、ホットミルク(のみならず、温かい飲み物)を飲んだ後、安眠効果があると言えるのかも知れません。
また、長年『ホットミルク=安眠効果』と言われ続けているため、プラシーボ効果があるとも言えます。ホットミルクを飲むとよく眠れると言う人はそのまま続けて、ホットミルクを飲んでも特に眠気を感じないという人はホットミルクにこだわる必要はなさそうです。
白湯(さゆ)
女優やモデルも取り入れていて話題にもなり、ダイエットにも効果的と言われるようになりました。温かい飲み物を飲むことで身体の深部体温を温まります。飲み終えて体温が下がり始めるころに眠気を感じます。白湯は混ざり気のない沸かし冷ましのお湯ですから、身体に優しい寝る前の飲み物としては最適です。
カモミールティー
カモミールには神経を鎮めてリラックス効果を与える働きがあります。偏頭痛の緩和や安眠に効果があると言われています。また、胃腸の調子を整え、口臭や血行を良くして貧血や冷えの改善、生理痛やPMSなどの緩和にも効果的。抗炎症作用や抗酸化作用があり、体調を整え、皮膚炎や肌荒れの改善も。ノンカフェインですのでおやすみ前に飲めばリラックスして安眠効果が期待できます。
その他ハーブティー
睡眠前のハーブティーを飲むなら、鎮静作用のあるものを選ぶと効果的です。
例
セントジョンズワート ‥さっぱりと飲みやすくストレスやうつに効果的
ラベンダー ‥疲れた心に、自律神経を整える
レモングラス ‥爽やかな香りでリフレッシュ
オレンジピール ‥不安や緊張の緩和
ジンジャー
生姜は血液の流れをよくして身体を温めてくれます。手足の冷えがポカポカと改善して眠りにつきやすくなります。生姜は加熱して飲むことでさらに身体を温めてくれます。
はちみつ
はちみつには殺菌作用もあり風邪の引き始めなどに飲めばのどを殺菌し潤わせてくれます。また、はちみつには自律神経を整える働きがあり、落ち着くなどの鎮静作用があります。
【即席】・。*自家製ジンジャードリンク*。・
〇材料
- 生姜のしぼり汁 大さじ2
- はちみつorメープルシロップ 大さじ2~3
- お湯 200cc
〇作り方
- 生姜をすりおろし、しぼり汁をとる。
- はちみつやメープルシロップなどお好みのシロップを加える。
- お湯をそそいで出来上がり♪
辛口が好みの人はすりおろした生姜をそのまま加えればピリッ辛いとさっぱりした味わいになります。
寝る前に温かい飲み物を飲むと身体が温まり、リラックスして熟睡できるでしょう。お好みのドリンクで1日の終わりにホッと一息つきませんか?
今日も1日お疲れ様でした。心地良い眠りにつけますように。