出勤時は余裕があるのに、帰りはきつきつ・・・
そんな足のむくみに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
かくいう私は、むくんだ時にあわせて通勤用の靴を買っているので、逆に朝の出勤時は「ちょっと靴が大きいな・・・」という思いをすることも。
ということで、今回はむくみの原因や、解消法をご紹介したいと思います。
むくみは細胞と細胞の間の水分が異常に増えて皮膚がパンパンに膨らむことで起こります。主な原因は血液循環が滞り、余分な水分が溜まってしまうこと。
余分な水分を流すためには、日中に水分を多めに摂り、夜は少なめに。そして、身体を冷やさないように、飲み物はできるだけ温かい方が良いそうです。
脚のむくみ
デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢でいると発生するこのむくみ。
同じ姿勢を続けていることにより血液の流れが悪くなるのと、重力により体液が脚に滞ってしまうことがその原因だそうです。
簡単Check!
足首の少し上を、指で20~30秒間押さえます。指を離した時に、指の跡がくぼんでしばらく残れば、体がむくんでいると確認できます。
予防法は?
デスクワークの方は、なるべく同じ姿勢でい続けないために、時々立ち上がって周辺を歩くようにしましょう!立ちっぱなしが長い方は、締め付けのきつい靴や服は血管を圧迫して血流を悪くしてしまうので、なるべく避けた方がよいかもしれません。また、高いヒールも筋肉を緊張させて足をむくませてしまう原因になるので、要注意です。
その場で出来るむくみ解消運動
座ったままでも、立ったままでも、つま先を上げ下げして、反対にかかとを上げ下げします。そうすると、ふくらはぎの筋肉が動かされ、血液のポンプ機能を補助することができ、血流の流れが改善されます。
月経前のむくみ
月経前のむくみの原因は、妊娠に備えて体に水分をためる働きがある黄体ホルモンによるものです。さらに月経期になると、女性ホルモンの分泌が少ないため、体温が下がったり、血行が悪くなって代謝が下がり、よりむくみやすい状態になってしまうのです。
女性ホルモンにはイソフラボン
大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、月経前の症状を緩和してくれる作用があります。日ごろから意識して豆乳や納豆などの大豆製品を食べてみましょう!サプリメントなどで補うことも効果的ですが、摂り過ぎは逆に生理不順の原因になります。良いからと言って摂り過ぎないように気を付けてくださいね。
ついついやっちゃう。でもこんなことにはご注意を。
アルコールを飲んだ後は水分を!
アルコールには利尿作用があり、飲み過ぎると身体の水分が失われて脱水症状になってしまいます。そして、危険を感じた身体は、水分をため込もうとするため、むくんでしまいます。そのため、お酒を飲むときはお水も一緒に飲みましょう。また、塩分を多く摂り過ぎないよう、おつまみは塩分控えめの野菜スティックなどを選ぶようにしましょう。
塩分の摂り過ぎと夜遅い食事
塩分に含まれるナトリウムは、体に必要なミネラルの一つですが、体の中に余分な水分を取り込んでしまう機能があるため、多く摂るとむくみの原因になります。そのため、スナック菓子やインスタント食品、ベーコン、ハムなど塩分を多く含んだ食品はできるだけ控えましょう。
対して、カリウムは、体内に摂り過ぎた塩分を流しやすくし、体内の水分を一定量に保つ働きがあります。カリウムを含む食品としては、まず果物があげられます。特にドライフルーツは栄養が凝縮されているのでおすすめです!果物の他には、ほうれん草、かぼちゃなどの野菜類や里芋、じゃがいもなどのイモ類、昆布、わかめなどの海藻類もおすすめですよ。
また、夜は代謝機能が鈍っているため、遅い時間に食事をすると、水分代謝がうまくいかず、翌朝のむくみの原因にもつながるので、できるだけ避けたいところです。
ちなみに、「明日は顔を絶対むくまないようにしたい!」という時、私はお風呂でマッサージ(耳下から首の中央にかけて指で強めになぞる感じ)をして、その日しのぎの抵抗をしたりしています・・・
でも、どうせなら日々の少しの心がけで、むくみ知らずのスッキリボディを手に入れたいですね!