こんにちは。ピオニーカフェのさくらです。
便が出なくて、苦しい、辛い便秘に悩まされていることはありませんか?
今日はとっても簡単にできて便秘解消につながる運動と見直したい生活習慣についてお伝えします。
弛緩性(しかんせい)便秘(べんぴ)
一般的に便秘と言われるのはこのタイプの便秘で、主な原因は筋力の低下により、腸が便を押し出す力が弱くなってしまうことです。日本人にもっとも多いタイプの便秘で、腹筋の弱い女性や高齢者、運動不足の男性にも見られます。弛緩性便秘は慢性化しやすいため、出来るだけ早めに対処するようにしましょう。
対処法①運動
運動不足による筋力低下が便秘を招いていることもあります。筋力の低下は排便時のいきむ力を低下させ、排便時に踏ん張れず、便意はあるのに出せないなどの不快感のもとになります。
日頃から適度な運動をして、筋力を落とさないようにしましょう。
ウォーキング
ウォーキングの運動量ではたいしたことないようにも思いますが、毎日続けることで筋力の維持には効果があります。全身運動で血行が良くなり、習慣的にすることで、便秘の原因となる自律神経乱れを解消し、自律神経のバランスも整いやすくなります。
手軽に出来るウォーキングは筋肉と自律神経の両方への効果が期待できます。
ストレッチ
ストレッチにより、腸の活動を活発にし、便秘解消に繋がります。
朝の起床時とお風呂上がりの身体が柔らかくなっているときの2回。意識して、腰と股関節を伸ばすようにストレッチしましょう。
ひねりストレッチ
体をひねることで腸の働きを活発にします。
勢いよくやると目がまわったり、腰を痛めてしまいますのでリラックスしてゆっくり行うようにしてください。
【やり方】
- 立ち上がり、足を肩幅に開き、まっすぐ立つ。
- 両手を腰に添えて左右の限界まで腰をひねる。(左右各10回程度)
対処法②マッサージ
お腹に手を当てて、時計回りにグルグルと円を描くように10~20周さすります。
大腸が刺激されて腸のぜん動運動が促されます。
マッサージをするときにもし、手のひらが冷えていたら温めてから行うようにしてください。
合わせて気をつけたいこと~生活習慣~
朝のコップ1杯
便秘解消のために朝起きたときにコップ1杯の水を飲むようにしましょう。寝ている間に休んでいた内臓を目覚めさせ、腸の働きを活発にします。また、水を飲むことで、便が柔らかくなり、便がスムーズに出やすくなります。
このとき、冷蔵庫で冷やされた冷たいものは内臓を冷やしてしまうのでNGです。常温以上の温度で飲むようにしましょう。
便意を我慢しないこと
女性に多くみられますが、トイレに行きたくなったのに、あらゆる状況下でタイミングを見失いトイレに行くのを我慢してしまうこと。
通常、便が直腸まで降りてきたときに便意をもよおしますが、この便意を我慢し続けると、次第に便意が消えてしまいます。便意をいつも我慢していると、その刺激に慣れてしまい、便意を感じにくくなってしまいます。
そして便が腸内に留まることで水分が失われ、硬く詰まりやすくなってしまうのでさらに便秘の悪化させる原因にもなっているのです。
睡眠不足
睡眠不足が続くことにより自律神経の働きが乱れ、身体の不調を感じ、ストレスが溜まります。特に副交感神経の働きが低下することで腸や胃などの消化器官の機能が低下して便秘の原因にもなっています。
身体を冷やさない
運動不足や加齢などの理由で筋力が低下すると身体の冷えに繋がります。身体の血行が悪くなれば、内臓にも血液が十分に送れず、腸の働きも悪くなり便秘になりやすくなります。
冷たいものをとりすぎない、身体を冷やさないようにして適度な運動により筋肉の低下を防ぎましょう。
便秘の悩みを解消して腸内環境もスッキリしましょう。