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炭酸泉の効果『血管拡張効果』って?

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炭酸泉のもっとも特徴的な効果は血管を拡張させることです。

入浴で通常のお湯に浸かるだけでも身体が温まって血管が広がりますが、炭酸泉では通常のお湯以上にすばやく確実に血管を広げることがわかっています。この血管拡張作用のカギとなるのが『炭酸ガス』です。

炭酸ガスがどのように作用するのか

体内では酸素を含む血液が動脈を流れて、身体の各部へ酸素と栄養を届けています。酸素を渡した血液は、今度は組織から出た二酸化炭素や老廃物を回収し、静脈へと戻ります。このため、血液中ではいつも一定量の酸素と二酸化炭素が保たれています。

炭酸泉の入浴により皮膚から炭酸ガスが吸収されて、体内に入った炭酸ガスは皮下の毛細血管に入り、その部分の血液の二酸化炭素が増えます。こうして血中の二酸化炭素が一定量より増えると、身体は“酸素が足りない危険な状態”と判断してすばやく酸素を供給しようとします。そのために血管を広げ、血流を増やし、酸素を含む新鮮な血液を運びます。

二酸化炭素は酸素のおよそ20倍のスピードで体内に吸収されるので、体内に炭酸ガスが素早く吸収され、わずか数分で血管が広がり、通常のお湯の入浴よりも早く血流が改善されるのです。

血圧と心拍数が安定

心臓が全身に血液を送るポンプの役割をしていますが、何らかの原因で血管が細く硬くなると血液が通りにくくなります。すると、より力をかけて全身に血液を送ろうとします。これが、血圧の高い状態です。反対に血管の隅々まで血液の流れやすい状態であれば、それほど力をかけなくても血液が流れるので血圧は下がるのです。血圧が下がると心臓の負担も少なくなるため、心拍数も安定します。

通常のお湯の入浴でも身体が温まり血管が開いて血圧も若干下がるのですが、炭酸ガスの作用で血管の開く炭酸泉の方が、明らかに血圧を下げています。血圧が下がると低血圧になるのではないか心配な方もいるかもしれませんが、炭酸泉からでれば血圧はもとに戻ります。また、通常のお湯の入浴では身体が温まり、血流がよくなることで心拍数も上がるのですが、炭酸泉では血圧が下がることで心臓への負担が少なくなり心拍も少なく落ち着いてきます。

血管が柔軟になる

炭酸泉で血管が拡張したり血圧が下がるのは入浴中だけに起こる作用なので、それでは一時的な効果しかないのではないかと思われますが、炭酸泉は“繰り返し”行うことが大切です。炭酸浴を日常の入浴に取り入れて毎日続けることで、血管が『広がる・縮む』を繰り返し、血管のストレッチになります。炭酸泉を繰り返し続けると血管も繰り返しストレッチされます。身体のストレッチと同じように継続することで、少しづつ血管がやわらかく、しなやかな若々しくなります。

血管が広がって血流が改善すると、コレステロールなどの良くないものが血管にたまりにくくなるという効果は期待できます。血管が柔軟になれば血管の内皮細胞の働きがよくなり血管壁に出来た傷を治す力が高まると考えられます。炭酸浴では動脈効果の粥種をできにくくし、血管が詰まるのを予防する効果を期待できるのではないでしょうか。

※動脈硬化で血管に出来てしまった粥種を炭酸浴により治せるわけではないので、症状が進行しているような方はきちんと専門の治療を受けるようにしてください。

 

以上のことから炭酸泉がもたらす血管拡張効果と、その結果得られる健康への影響をお分かり頂けたかと思います。今回は血管に対する効果を取り上げましたが、炭酸泉ライフではこの他にもさまざまな身体への影響を受けることが出来ます。毎日の入浴のお湯を普通のお湯から炭酸泉に変えるだけで、ちょっと特別な健康効果から美容効果まで得ることが出来たらなんだか毎日がワクワクしてきそうですね。

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