最近、働き過ぎてクタクタ・・・というかた。
疲労回復・休息はどのように取っていますか?
今日はその疲労の原因、疲労回復に効果的な運動のすすめについてお話ししたいと思います!
疲労は休息が必要だというサイン
唐突ですが、疲れってなんでしょうか?
疲れは身体と心にかかった負担の結果、身体が悲鳴を上げている状態。それを知らせるために、肩がコリ、頭痛がする、筋肉痛などの痛みや全身のだるさ、倦怠感につながります。さらに無理をすれば風邪を引いたりして発熱し、休息を取るように知らせています。
精神的ストレスが疲労の原因になる理由
身体は、何らかのストレスに対して交感神経系を活発にして、興奮状態になることで活動を活発化しストレスに対応しようとします。
このとき、副腎皮質ホルモン(アドレナリンなど)の分泌を増やして脳を覚醒させ、筋肉の血流を増やします。そして身体を戦闘態勢にするため、消化器の活動を停止します。このようにして消化活動が弱まるため、栄養を吸収できず、栄養不足によるエネルギー低下となります。また、脳が緊張状態のため、十分に休息が取れず、不眠や睡眠障害を引き起こし、さらに疲労します。
なぜ運動が疲労回復に効果的なのか?
疲労は、心身のエネルギー不足の状態ですが、それに対し運動はエネルギー量を増やすことができます。適度な運動で代謝が上がり免疫力アップのほか、ストレスに強い身体が作れるのです!
運動が効果的な理由1:血流の改善
運動(有酸素運動)により、心臓の筋肉が発達することで、より強い力で、より多い血液を全身に循環させることができるようになります。これにより血流が改善され、体にたまった疲労物質の運搬もスムーズになるのです。また、毛細血管も身体の隅々まで発達するので全身に酸素を供給出来るようになり、疲れにくい身体がつくられます。
運動が効果的な理由2:成長ホルモンの分泌を促す
運動により筋肉に負荷がかかると、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは身体の各組織の成長を促し、代謝をコントロールするとともに、筋肉を増やしてくれます。筋肉量が増えるとエネルギーの消費量が増え、代謝が上がり、体内に溜まっている疲労物質が体外へ排出されやすくなるため、疲労回復効果が高まるといわれています。
「有酸素運動」を「適度」に「定期的」に
疲労回復のための運動は、ウォーキングやヨガ・ストレッチや軽めなジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。(無酸素運動では、筋肉に負荷がかかりすぎてさらに疲弊してしまうので要注意です。)
ただし、身体がひどく疲れている時は、無理に運動せず、まず十分に休息を取りましょう。そして、少しずつ続けられるものから始めましょう。
例えば、飽きがこないようにさまざまな種類のものに取り組んだり、ヨガやスポーツジムなどのスクールに通うなどの工夫をしてみてはいかがでしょう?せっかく運動を始めても、いきなりハードな運動をしてしまい、肉体的にも精神的にも苦痛で、運動するのがおっくうになってしまったということがないようにしたいですよね。。。