こんにちは。ピオニーカフェのももこです。
今年こそはダイエットを頑張ろうと思いこみ新年をスタートした方もいたのではないでしょうか。あれから数カ月。その意気込みとダイエットの実践は継続していますか?
なかなか結果が出ない、体重が減らないとお悩みであれば自分がしているダイエットについて見直す必要があります。
食事制限だけではだめ
極端な食事制限だけのダイエットは、短期的に体重が落ちて『痩せたような気』がします。
しかし、代謝が悪くなり太りやすくなったり、停滞期を長く感じやすくなる、リバウンドしやすくなるなどの危険があります。ダイエットの基本は『続けられることを選ぶ』のが大切です。
極端な食事制限は長くは続きません。そして、栄養失調などで体調を崩しやすく、結果的に太りやすい身体に変わってしまいます。理想の体型は一時的に手に入れたいものではなく、その後も継続していきたいですよね。
痩せやすい身体と習慣を自分のものにしていくことがダイエットの成功につながります。
有酸素運動もしているけどなかなか痩せないのはなぜ?
脂肪を落とすには有酸素運動を定期的に継続的に行なうことが必要です。ジョギングやウォーキング、エアロビクスなど比較的低い負荷で行なうのが有酸素運動です。有酸素運動では『脂肪』と『糖』の両方が消費されます。
しかし、有酸素運動だけではなかなか痩せにくいと感じている方もいるのではないでしょうか?
それは、運動によるカロリーの消費量がそれほど多くないことと、摂取エネルギーの方が多いことが理由にあがります。
単純に、摂取カロリー(食べたもの)より1日に消費したエネルギー量が上回れば身体は痩せていきます。自分がエネルギー消費している運動量よりも摂取カロリーが多ければ身体は余ったカロリーを脂肪として蓄えるので太ります。
そこで、ダイエットを始めて運動したとします。速度にもよりますが、ウォーキング30分でおよそ100Kcal程度の消費、ランニングでも150Kcal程度の消費になります。これは板チョコで表すとほんの1かけ程度。
それではどんなに運動しても痩せないじゃない!とがっかりしてしまいそうですが、それは少し違います。
ダイエット効果がアップする成長ホルモンの関係
私たちが1日に消費するエネルギーのだいたい70%くらいは基礎代謝で、残りの30%くらいが運動によるエネルギー消費です。ですから大切なのは基礎代謝を上げてエネルギーを消費しやすい身体をつくることが大切です。
そこで、基礎代謝を上げるには『成長ホルモン』が関係しています。成長ホルモンの主な働きは、骨や筋肉の成長を促すことですが、成長ホルモンは脂肪を分解する働きも持っています。
成長ホルモンは子供の頃に活発に分泌され、身体の成長を促しますが、20歳をピークに成長ホルモンの分泌は減少していきます。加齢とともに痩せにくくなるのは、この成長ホルモンの働きが関係しています。
年齢とともに成長ホルモンの働きが低下してしまい身体が痩せにくくなっても、諦める必要はありません。
なぜなら成長ホルモンの分泌を増やすことができるからです。
成長ホルモンの分泌には無酸素運動を取り入れて
老化を完全に食い止めるわけにはいかないのですが、成長ホルモンの分泌を増やすことは可能といえます。そこで取り入れるのは無酸素運動である『筋トレ』です。
無酸素運動だけでは脂肪は消費されませんが、無酸素運動により成長ホルモンが分泌されると、脂肪の分解が進みます。
そのために、有酸素運動の前に筋トレなどの無酸素運動をしてから有酸素運動をするという組み合わせが大切です。
有酸素運動だけでは20分以上運動しないと脂肪は燃焼されませんが、無酸素運動を先にしてから有酸素運動を始めるとわずか5~10分程度で脂肪が燃焼されます。
こうして有酸素運動の前に無酸素運動をすることで脂肪燃焼の効率が高まります。さらに、脂肪燃焼に加えて基礎代謝も上がってくるため消費しやすい身体に変わり痩せやすくなるということです。