こんにちは。ピオニーカフェのkeikoです。
眠りの基本はリラックスしていること。ストレスにさらされやすい現代人は心もカラダも緊張状態。カラダに力が入ったまま眠りについても眠りが浅く熟睡できずに質のよい睡眠を取れているとは言えません。
PCやスマホを使うことの多い現代生活は、目から疲れを感じやすいことも多く、目元の疲れが全身の疲れへとつながっていきます。目元の疲れが影響して睡眠の質が下がると日常生活へも影響してしまいます。
そこで、熟睡するために簡単にできる方法で、目元の疲れを癒やして、睡眠前の目元のケアがおすすめです。
睡眠の質が日常生活へ影響している
心やカラダの緊張は交感神経を刺激して睡眠の質が低下して眠りが浅くなります。
睡眠がしっかりとれないと、日中の集中力の低下や、強い眠気を感じたり、倦怠感や疲労感を感じたりします。そしてそれらは、不安や恐れ、イライラしやすくなり、自己否定やネガティヴな考えにもつながります。
現代人は目が疲れている
スマホやPCの普及により、現代人は目を酷使しています。特に、1日中PCに向って作業する場合はカラダのどの部分よりも目に疲労は溜まります。
ところが、肩や首などカラダのケアはしても目のケアは目薬程度ですまし、しっかりケアをしているという人は少ないようです。
目の緊張をほぐす
スマホやPCなど近くのものを見ていることが多いと、目を動かす範囲が減り1点を長く見ることが多くなります。
目は、4本の直近(内直筋、外直筋、上直筋、下直筋)と2本の斜筋(上斜筋、下斜筋)の6つの外眼筋(がいがんきん)で上下左右の眼球運動をしています。
目の動きを変える筋肉が緊張します。
近くのものを見ることが多く、目をあまり動かさない状態が長くなると、外眼筋が疲労して眼精疲労や頭痛、肩こりの原因となります。目元の疲れをとるには、目の緊張をほぐします。目の緊張は、目のストレッチでコリをほぐしていきましょう。
目の緊張をほぐすストレッチ
目を閉じて、そのまま上を見るように眼球を動かし、動ききったところで5秒ほど止めます。同じように上下左右、右斜め上下、左斜め上下とそれぞれに動かし、動ききったところで5秒止めることを繰り返します。
次に眼球を右回し、左回しにくるくるとゆっくり動かします。
そして人差し指と中指の指の腹で目頭から目尻に向って軽くなぞります。このように目を動かすことで、外眼筋のストレッチと目元のマッサージで目の疲れがスッキリします。
目を閉じたままやるのが難しいという人は目を開けたままやっても大丈夫ですが、目を閉じた方がよりリラックスできます。
目・首を温める
目の周りを温めると疲れが取れて全身がリラックスしていきます。
入浴などでカラダを温めることはあっても、目の周りまで温めることは、なかなかできていないものです。目の周りを温めるのに、市販のホットアイマスクなども人気が高いです。
ホットアイマスクを買うことができなくても、自宅でタオルを電子レンジで軽く温めてポリ袋に入れれば簡単に目の周りを温めることができます。
同時に首や肩の疲れが溜まっているときは首の後ろを温めると血管が開き、疲れがとれていきます。
もしも用意するのが面倒なときは、手のひらをこすり温めて、目に当てるだけでも温まります。
目を温めると副交感神経が優位になり全身がリラックスしていきます。目の疲れは脳にも直結しています。目をケアすることは脳の癒やしにもつながります。
目の疲れはストレスとも大きく関係しています。目の疲れは、視界が見えにくくなりドライアイだけでなく、全身にまで悪い影響を及ぼします。睡眠前に目元のケアをして目の疲れを癒やし、熟睡できるようにしましょう。