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殺菌処理している『乳酸菌(殺菌)』ってどういう意味?

こんにちは。ピオニーカフェのkeikoです。

乳酸菌食品を手に取ると『殺菌処理しています』なんて書かれていて、これでは乳酸菌を摂りたいのに意味がないのではないかという疑問の声を耳にしました。

確かに、生きた乳酸菌というキーワードも聞くし、なぜわざわざ殺菌処理する必要があるのだろうか、また、なぜわざわざ『殺菌処理しています』なんて書かれているのだろうと疑問に思いましたので調べてみました。

 

Healthy breakfast. Granola with pumpkin seeds, honey, yogurt and fresh berries in a ceramic bowl on white background.

乳酸菌とは?

乳酸菌とは〝菌の名前″をいうと思っている方もいるかもしれませんが、実は、乳酸菌とは菌の名前ではありません。

ブドウ糖から乳酸をつくりだす能力を持った細菌の総称のことを『乳酸菌』といいます。この能力を持った菌はそれぞれの菌に次のような名前が付けられています。

乳酸菌の名前には特徴があり、『属・種・株』という3つの名称に分かれます。それぞれの菌の正式名称は ○○属▲▲種□□株 というように名前にルールがあります。このパターンでそれぞれの菌の働きを分類することができます。

そして、現在確認されている乳酸菌の数はなんと数百種類以上にもなるそうです。

『殺菌した乳酸菌』は死んでないの?

ヨーグルトなどの食品、飲料、ワインや日本酒などさまざまな発行食品があるなかで、乳酸菌を含む商品を確認すると、『殺菌』や『無殺菌』と表記されています。

乳酸菌飲料などに(殺菌)と表記されているものをみると、一見、乳酸菌が殺菌されている状態では「健康のために乳酸菌をとろうとしているのに意味がないのでは?」と思ってしまう方もいるかと思います。

テレビCMなどでも流れていて印象的な “生きたまま腸に届く”なんていうフレーズが耳に残っている方もいるでしょうし、「乳酸菌は生きている方が良いのか」、「死んでいても効果はあるのか?」と数ある乳酸菌製品の情報のなかで混乱を招いているようにも思います。

なぜ乳酸菌を殺菌させる必要があるのかというと、乳酸菌が生成する乳酸はさっぱりとした味わいや香りをプラスして食品の美味しさを増してくれますが、ものによっては酸味ですぎて風味を損ねる、強い酸で容器が溶けてしまう、お酒などは発酵を早めてしまい腐らせてしまう、などの理由のため、乳酸菌の殺菌処理が必要になります。

また、菌が生きたままの生菌製品の配送には必ずチルドでの配送が条件になりますが、殺菌することにより常温での配送が可能になることも殺菌処理をする理由に上がります。

こうした企業の背景が関わっている部分もありますが、殺菌された乳酸菌の働きはどうなるのでしょうか。

殺菌処理された乳酸菌の働き

こうして殺菌処理された乳酸菌は菌が死滅していて効果が無いように思われてしまいがちなのですが、乳酸菌は死滅した状態でも乳酸がなくなることはないので腸内ではきちんと作用します。

殺菌された乳酸菌でも、腸内に届いたときには善玉菌のエサとなり、腸内の老廃物や有害物質を吸着して体外に排出する働きや、腸内の免疫細胞を刺激して免疫力を高めるなどの効果があります。

乳酸菌は、摂るときに菌が生きているか死んでいるかよりも、摂り入れることが大切です。

そうなると、「なぜ生きた乳酸菌を摂る必要があるのか?」という疑問が残ります。乳酸菌の種類は働きの属性にもよりますが、生きた乳酸菌は胃の中でピロリ菌の活動を抑制する作用があり、胃で死んでも腸内では善玉菌のエサとなり腸内環境を整える働きをします。

乳酸菌食品を選ぶときは殺菌処理をされているかいないかよりも、自分の体質に合っていて効果が得られるかどうかと、体内に入っても菌は数日で消化されてしまうため、継続して摂ることを重視すると良いでしょう。

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