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傷の治りも早くなるボーア効果とは?

こんにちは。ピオニーカフェのmariaです。

血管年齢が若返るといわれる炭酸浴。自宅で毎日簡単に炭酸浴ができたら、お風呂に入るだけなのに血管ケアまでできてしまいます。

そんな炭酸泉による入浴は、傷の治りを早める効果も。できれば怪我なんてしたくありませんが、万が一怪我をしてしまっても傷口が早く治ることがあったら嬉しいですよね?

そこで、どうして傷口が早く治るのか?傷口の早期回復に関係している血管内で起こる『ボーア効果』についてご紹介します。

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ボーア効果とは?

ボーア効果とは、血液中の二酸化炭素量の変化により赤血球のpHが変化してヘモグロビンが酸素を離すことです。

酸素は呼吸により体内に取り込まれます。酸素は赤血球のヘモグロビンとくっついて血液の流れに乗って酸素を運びます。ヘモグロビンは二酸化炭素濃度の高いところで酸素を離す性質があります。

そこで、血液中の二酸化炭素濃度が上がると、ヘモグロビンが酸素を離し細胞や組織に酸素を供給できるようになります。

高濃度炭酸泉の入浴で血液の二酸化炭素濃度が一時的に上がる

高濃度に溶け込んだ炭酸ガス(二酸化炭素)のお湯に入浴をすると、炭酸ガスは皮膚から浸透し毛細血管内に入り込みます。すると、その部分の血液中の二酸化炭素濃度は一時的に上がります。するとカラダは“異変”に気付き酸素濃度を上げて酸素と二酸化炭素のバランスと保とうと働きます。

すると、血流が上がりヘモグロビンが酸素を運び込む性質によって、ヘモグロビンは二酸化炭素濃度の高いところで酸素を離します。こうして、血液は一時的に上がった二酸化炭素と酸素のバランスを保とうとし、血中の酸素濃度が上がるという仕組みです。

これはカラダの生理現象を利用したもので、副作用などもなく子供からお年寄りまで高濃度炭酸泉に入浴することができます。

もともと、液体に溶け込んだ炭酸ガスは炭酸水や炭酸飲料として飲めるくらいですから、ある一定の範囲内であればカラダに害を及ぼすなんてことはありません。

それどころか、体内に入った炭酸ガスは血流を改善し、健康に良い影響をなすことは国内外でも知られていて、医療の現場でも取り入れられているくらいです。

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傷の回復には酸素が必要

私たちのカラダは怪我などで傷ができると、修復のために細胞は多くの酸素を使用します。そのため、炭酸浴をすると酸素供給量が増えるために傷の回復も早くなります。

乾燥の季節、指先などにできやすいひび割れやアカギレも、炭酸浴に傷のある部分だけの『部分浴』をするだけでも傷の回復は早くなります。

運動をしない運動の効果

炭酸浴の入浴によるボーア効果のカラダへの嬉しい影響は他にもあります。

例えば腕立て伏せをしたとします。腕立て伏せにより腕の酸素がたくさん消費されて腕の二酸化炭素が上がると、pHが低下します。すると、ヘモグロビンが酸素を離すボーア効果が起こり、酸素が供給されます。

運動不足は代謝が下がると言われるのはまさに、筋肉を動かさないため二酸化炭素が発生しないため、この働きが低下することを意味します。

炭酸泉の入浴は、運動をせずとも血中の二酸化炭素濃度が上がりボーア効果が起こる、運動をしない運動とも言えるでしょう。

いかがでしたか?

人は常に、呼吸により酸素を吸い込み二酸化炭素を吐きだしています。そのため、二酸化炭素は不要な老廃物と思われがちですが、体内では、酸素と二酸化炭素が一定のバランスを保ち、生理機能が保たれています。

こうした酸素と二酸化炭素のバランスの関係で私たちのカラダはうまく機能しています。この仕組みをうまく利用した高濃度炭酸泉は、健康に役立つ画期的な存在とも言えるでしょう。

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